この記事ではHomeAssitantの使い方について紹介していきます。 1回目の記事である今回は、HomeAssistantって何?というところについて詳しく解説していきたいと思います。
HomeAssistantとは?
HomeAssistantとは、ひとことでいうとIot機器をメーカーを横断してまとめて管理できるシステムです。図にすると↓のようなイメージです。

これによって、メーカーを横断してデバイスを連携させられるのが個人的に感じているもっとも嬉しいポイントです。
僕がどのようなことをしているのか、ひとつ紹介したいと思います。
例1 毎日の掃除を止めるボタン
我が家では、毎日朝の5時半にロボット掃除機がリビングルームを掃除してくれます。
しかし、金曜の夜など、(主に妻が)リビングで朝まで寝ている時があります。
もし、朝の5時半にロボット掃除機が動き出し、妻が起こされるようなことがあれば、ロボット掃除機が破壊されかねないので、リビングで妻が寝ている場合はこのスケジューリングの設定をオフにする必要があります。
しかしこのスケジュールのオフは地味に面倒で、
- スマホを開く
- ロボット掃除機のアプリを開く
- ロボット掃除機の選択 → 右上の...ボタン → 掃除予約 → 掃除予約をオフ
という手順を踏む必要があります。さらに一度止めたら次にオンにするのを忘れることもしばしばありました。
そこで毎日の掃除を止めるボタンです。

このボタンを押すことで、毎日の掃除がトグルされ、さらに長押しすることで掃除を開始することも可能です。
これをリビングの出入り口のドアの壁に設定しておくことで、消し忘れることもなく、また再度スケジュール設定をオンにすることも容易になりました。
どう機器が連携しているのか?
このボタン自体はIKEAのボタンで、操作しているロボット掃除機はRoborock社の掃除機です。
これらをメーカーの用意したプラットフォーム上で使っている上ではこのようなことは不可能です。
HomeAssitantではこのように、違うメーカーの2つの機器を連携させることが可能です。これによってスマートホームでできることはとてもに広がります。
まとめ
今回はHomeAssistant入門の1回目の記事として、個人的に1番嬉しいポイントを紹介しました。
そのほかにも、より安価なデバイスにアクセスできたり、いろいろ嬉しいところはあります。それらもいつかは紹介できればと思います。
